あがた森魚デビュー40周年アルバム新譜案内



あがた森魚のうたの原点は、60年代の映画音楽だった!?
白井良明(ムーンライダーズ)をサウンドプロデューサーに迎えた、
卋界映畫音樂大ロードショー!

オレの観た映画、キミと観た映画
あがた森魚と白井良明の卋界映畫主題歌大全集!!














あがた森魚/女と男のいる舗道
発売日 2012年5月9日
レーベル:ヴィヴィド・サウンド
品番:VSCD3389(QPHZ003)
税込価格:3,150円(税込)

サウンドプロデューサーにムーンライダーズの白井良明氏を迎え、あがた森魚が少年期に聴いた、
60年代を中心にした名画名曲に捧げる歌唱アルバムが誕生!
あがた森魚「赤色エレジー」から40周年記念スペシャル企画。

収録曲:
007は二度死ぬ、死ぬほど愛して、女と男のいる舗道、日曜はダメよ
愛しのレティッシア、男と女のサンバ、リオの男
カーニバルの朝、海底二万哩パレード、Pusherman、
星に願いを、二十四時間の情事、他

 1972年4月25日、あがた森魚は「赤色エレジー」で”ベルウッド・レコード/キング”より
第一弾アーティストとしてデビュー。
 時代と自分を対峙させながら毎年新作の音楽を創り、アルバム40タイトル以上 をリリース、
昨年も『俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け』『誰もがエリカを愛してる』
『コドモアルバム』(あがた森魚と山崎優子)の3タイトルをリリース。
本年、第一弾は、あがた森魚デビュー40周年を記念し、サウンドプロデューサーに白井良明を迎え、
60年代を中心にした映画音楽のカバーアルバムを制作。
 あがた森魚は、幼少〜少年期の多感な時代に、『海底二万哩』をはじめ
ヌーベルヴァーグにいたる頃の映画に親しんできた。
映画を通じて音楽を聞いていたあ がた森魚だからこそ、
あがた森魚のヴォーカルからは常に映像がたちあがってくるのかもしれない。
あがた森魚のヴォーカルの原点ともいえる映画の主題歌を本人がセレクト。
あがた森魚のヴォーカリストとしての魅力、レトロフューチャーな未来を感じとっていただきたい。

参加ミュージシャン:
白井良明(sound pro., arr., g.)
武川雅寛(vn., mand., trp.)
鈴木博文(b.)
かしぶち哲郎(drs.)
鈴木 茂(g.)
矢野 誠(pf.)
駒沢裕城(pedal steel)
坂田 学(drs., per.)
佐藤研二(b.)
後藤まさる(drs., per.)
仙波清彦(per.)
小林武文(per.)
伊藤隆博(org.)
上運天淳一(b., sax.)
ジェントル久保田(trb.)
南方美智子(pf.)
東谷健司(c.b.)
ほか


【青木 誠さんよりディレクター・磯野さん宛にお便りいただきました】

 磯野よしゆきさん

 素敵なアルバムですね。
 聞かせていただきました。

 ここに登場した映画、せんぶ憶えてます。
 シーンも、音楽も。
「007は二度死ぬ」とか「海底二万哩」「スーパーフライ」のテーマなどは、
 選曲にちょっとびっくりしてにやにやしながら聞きました。
「海底二万哩」はバッハをモチーフにしたオルガンサウンドですけど、
 ネモ船長の弾くプレリュードとフーガを思い出しますね。
 スーパーフライはカーティスメイフィールドのあの甘く高い声を。

 ぼくが一番気に入ったのは、
「女と男のいる舗道」「死ぬほど愛して」「愛しのレティシア」です。
 あがたさんの詞と歌、色っぽいというか、なまめかしいですね。
 白井良明さんのサウンドがまたそれにぴったり。
 なんといったらいいんだろう。
 いまの世の中にはまったくなくなった危険な、不良な、大人の男と女の愛の匂い。
 いや、じつはあるんだけど、表現として絶対おもてに出てこなくなった。

 等身大とか、皮膚感覚とか、人間復活めいた言葉はとびかってますけど、
 テレビにしろ、ネットにしろ、映画にしろ、
 肌と肌が直接ふれあうような表現はまったく姿をけしてしまいました。
 あるのはつるつるした、アニメ人形のような感触だけ。
 あがたさんの歌は、とくにこの3曲の歌は、ぼくの粘膜のどこかを刺激しました。
 しめった、あたたかい、心をとりもどせました。

 ぼくがNHKのラジオ番組つづけてたら毎日かけたいアルバムです。
 残念ながらいまのぼくには媒体がないのではがゆいです。
 磯野さんがディレクターなんですね。
 いいアルバムをありがとうございます。

 青木誠


【リリース発表(2012年1月吉日)】


あがた森魚デビュー40周年記念アルバムの
サウンドプロデュースに白井良明さんを迎え、
あがた森魚がセレクションした映画主題歌集
「あがた森魚獨唱的 卋界映畫音樂主義」 第一弾!
『女と男のいる鋪道』を制作いたします 
乞うご期待!

                         2012年1月吉日 


二人からのメッセージをお届けします!
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白井良明さんからのメッセージ

あがたく〜ん!40周年おめでとう&お疲れさま。
僕らムーンライダーズは去年、35周年をやりきったところで休眠に入りました。
バンドってお互いに寄りかかることが出来るけど、
1人の場合は休止も解散もないからより大変だったことは間違いない。
それで40年だもんな〜。凄い、凄い。頭が下がります。
僕にとってってってって・・
あがたもりおの「SINGER」としての計り知れない魅力は、
1初めて会った時(37年位前?)、
2「サイレント・イヴ」をarrangeした時、
3「バンドネオンの豹」をarrangeした時、
以来、いまだ色褪せることはない。
Joe Perry、Paul Kossoff、G.E.Smithなど、
傍らにいかしたヴォーカルがいる
今回のレコーディングとツアーはとてもスリリンギ〜な体験になるぞ!

白井良明

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あがた森魚メッセージ

僕らはいつも旅の途中にいる。
ちょうど40年前の1972年に、
ベルウッドレコードの創立とともに
「赤色エレジー」で、僕はデビューした。
そのときの大切な仲間は
鈴木慶一を中心としたバンド「はちみつぱい」。
1976年、僕が「日本少年」作ったその年、
「はちみつぱい」から「ムーンライダーズ」が生まれた。
昨年、その「ムーンライダーズ」も35年の旅を一度休止。
今年2012年、40年目の旅にさしかかる僕は、
この旅の節目の音楽の伴侶を探していた。
特に、ポジティヴェで愛のあるギターを弾くヤツを。
そしたら、いたじゃないかムーンライダーズの白井良明。
というわけで、40年目の2012年の第一弾のアルバムを、
白井良明さんと一緒に作り旅することになった。
お披露目は、40周年記念ツアーと共に4月です。
素晴らしい旅にしたいとおもいます。
白井良明さん共々、
どうぞよろしく。

あがた森魚

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白井良明プロデュース
あがた森魚がセレクションした映画主題歌集
「あがた森魚獨唱的 卋界映畫音樂主義」 第一弾!
『女と男のいる舗道』
(vivid sound/2012年4月上旬リリース予定)

あがた森魚デビュー40周年コンサートへの白井良明さんの参加も決定!
コンサート詳細はこちら


(白井良明プロフィール)--------------------------------------
日本のロックバンド・ムーンライダーズのギタリスト。
ソロプロジェクトとしても多数のアルバムを発表している。
他にも数多くのレコーディング・ライヴ等のセッションに参加する傍ら、
プロデューサー・アレンジャーとして数え切れない程のアーティストを輩出。
近年では映画音楽の仕事も盛んで、堤幸彦監督『20世紀少年』、鈴木清順監督『オペレッタ狸御殿』、
田口トモロヲ監督『アイデン&ティティ』、山下敦弘監督『リンダ リンダ リンダ』などの音楽を担当。
2012年には4枚目となるソロ・アルバムのリリースとツアーも予定している。














Photo by 岡部直実