今週の日記より

あがた森魚の今週の日記より紹介してまいります

@■2011年12月14日


昨日の「コドモアルバム」

@■2011年12月14日


昨夜(13日)の「晴れ豆」での、
「コドモアルバム」お披露目ライヴ。
アルバムも、会場に到着し、みなさまに手にもわたり、
ライヴ自体も、それなりの、熱気に充ちたものだった。
山崎、あがたに加え、
駒沢裕城、赤城忠治、キャシー、タカハシヒョウリ
という、それぞれに、初顔合わせのセッションも新鮮だった。
たいへん楽しかった。

「コドモアルバム」自体、
山崎優子との、初めてのセッションで、
この半年間に、作った曲ばかりで、
斬新であり、未知数であり、
荒削りであり、リアルタイムであり、
あがた一個人的には、
どうしても、今年2011年現在のアルバムをつくりたかった、
という意味で、年内に完成にこぎつけただけでも凄いこと。

偶然、同じ時間に、川口に、山崎優子という存在がいて、
一緒に歌を作れたという、幸運にこそ発していますが。

ささやかながらも、これで、またひとつ、
肩の荷がおりたというとこか。

……………

ところで、肩の荷ついででいえば、
こちら、本来旅人で、いつも、荷物を、
たくさんもっての移動ということが多いのですが。

ただ、あるとき誰かに言われました。
「ミュージッシャンの××さんは、ギター一本で
軽やかで、颯爽としていて」
「あがたさんも、もうすこし、かろやかにやったら」って。
その方の言葉は、
単に、その装備の問題のみならず、
僕自身の生き方全般のことも含めて言ってくれたのだろう。

僕自身の生き方全体が、スマートかどうかは、
わたしはわからない。
私自身のロマンチシズムには、のっとってるつもりでも、
私自身の、生き方は、愚直でスマートではないかもしれない。

自分なりのダンディズムこそは、もっていても、
馬鹿げたやりかたで生きているのかもしれない。

まあ、肩の荷物一つにしても、「ベム」の緒方教授のような、
書斎があっあたら^^、行商人のように荷物しょって歩かないな。
旅や、スタジオに行くときでさえ、つい、楽器は勿論のこと、本や、音源、着替えや、
さらには、どうでもいいガラクタまでもっていきたくなるんだな(笑)。

かっては、その欲深な荷物の運搬が、体力強化の役目をなしていたが、
最近は、それが、体力を破壊しているような、お齢頃にもなってきているんだな^^。

実は、創作をする事務所=作業場が、ここ数年、都内にないという事情などもある。
その辺との、状況ともだましだまし兼ね合いながら、
何とか、来年の、展望にも、繋げていきたい。
みなさま、どうぞよろしく^^。





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●2007年01月27日(土)月刊映画『うすけし ぱあぷるへいず 2007』
 (貝殻蛇腹海戦回想日記07年1月號)より
●2006年11月3日(金)「2006年10月5日(木)」日記より
●2006年11月1日(水)「モリオの滑空ロッヂ」(Morios Cuckoo Loggi)